1991年9月7日土曜日

平成3年 第28回 サンゴ草まつり

期  日 
平成3年9月7日~9日
本祭りは 9月8日

「卯原内能取湖畔 サンゴ草の群落 日本一を宣言」

サンゴ草が、水辺を赤く染める能取湖畔で家族連れの行楽客で賑わう。特に今年は、能取湖畔のサンゴ草群落は「日本一」大きいことが分かり、卯原内町内会(澤野義信会長)は同湖畔の「日本一サンゴ草群落地」(網走国定公園)を宣言した。

当日は、午前10時から開会式を行い、卯原内小学校児童の鼓笛隊演奏のあと、松下会長が「みなさんのご支援で、年毎祭りが盛んになっています」とあいさつ。

澤野町内会町が「昭和60年当時の皇太子殿下であられた、今上天皇陛下ご夫妻が、豊かな海づくり大会ご出席の途中、ご視察になられるなど、能取湖畔のサンゴ草は、広く知れ渡っています」と日本一を宣言。湖畔に建てられた記念の木碑を除幕した。

この木碑は、イチイの大木でできており、高さ4.5m。安藤哲郎市長による「日本一サンゴ草群落地」の揮ごうが掘り込まれている。早速観光客らは「日本一」の木碑の前で記念写真をとっていた。

 <「日本一」と宣言した木碑と能取湖畔のサンゴ草群落>

この日は、絶好の秋晴れとなり、早朝から行楽客が、湖畔に繰り出し深紅に色づいた、サンゴ草の「じゅうたん」を楽しみ乍ら人気の同湖産のホタテやツブの浜焼きに舌づつみをうっていた。

今年も夜になると、群落に照明を当てて、ライトアップもしている。

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